2023-08-22
経営中の賃貸物件において、住戸には借り手がついているものの、駐車場のほうに空きが目立ってお悩みの方も多いのではないでしょうか。
実は現在、集合住宅の駐車場の活用状況にある変化が起きています。
今回は、近年における集合住宅の駐車場の活用状況にくわえ、空きが増えるデメリットや空きスペースの活用方法もご紹介します。
\お気軽にご相談ください!/
近年、集合住宅の駐車場に空きが目立つようになっており、その理由は1世帯あたりの自動車の普及台数が下がっている点にあります。
ご高齢となった親御さまと同居しない世帯や未婚世帯の影響により、世帯数自体は以前よりも増えており、自動車の保有台数も増加傾向にあります。
しかし世帯数の増加ペースには追いついておらず、1世帯あたりの普及台数は以前より下がっており、首都圏の新築分譲マンションなどにおいても駐車場設置率が近年では低下気味です。
このような社会情勢の変化から、集合住宅で駐車場の需要が減っており、空きが目立つようになっています。
▼この記事も読まれています
相続後に不動産売却をおこなう際の注意点とは?
\お気軽にご相談ください!/
駐車場の利用料は集合住宅の主な収入源になっており、利用者の減少はそのまま収益の低下につながります。
駐車場の収益から駐車設備の管理費用を工面する予定だった場合、必要なメンテナンスなどにも支障が出るでしょう。
また、駐車場に空きが目立つと、入居者以外の方が無断で自分の自動車を停めるなどのトラブルが起きやすくなるものです。
さらに、日ごろの駐車場の空き具合から、住戸部分にも空きの多い物件だと思われるリスクがあります。
空室が多いイメージがつくと一般的に新居の候補からは外されやすくなり、以前よりも入居者の確保が難しくなってしまいます。
▼この記事も読まれています
不動産売却の「譲渡損失」とは?利用できる特例や確定申告の必要性を解説!
\お気軽にご相談ください!/
駐車場に空きが目立つときは、入居者以外の方にも利用してもらうのがひとつの方法です。
募集の手間や利用ルールの周知などには注意が必要なものの、利用希望者が見つかれば空きスペースを有効に活用できます。
空きスペースを不特定多数の方に使ってもらう方法、いわゆるシェアリングエコノミーを導入するのも一案です。
駐車場のシェアを仲介する会社に依頼すれば、オーナー側で利用者を個別に探す手間もかかりません。
このほか、駐車場に収納庫などを設置し、有料の収納スペースとして貸し出す方法もあります。
▼この記事も読まれています
相続から不動産売却までの流れとは?税金や注意点も解説
近年、1世帯あたりの自動車の保有台数が下がっている影響で、集合住宅の駐車場にも空きが目立つようになっています。
空きが増えるデメリットは、収益の低下や不正駐車の発生などにつながることです。
空きスペースの活用方法には、入居者以外の利用者を探す、シェアリングエコノミーを導入するなどがあります。
仙台の不動産売却のことなら創業50年以上の実績のある今野不動産株式会社にお任せください。
24時間、不動産査定依頼を受け付けております。