定年後の住宅ローンが払えない理由とその対処法をご紹介!

2023-08-01

定年後の住宅ローンが払えない理由とその対処法をご紹介!

定年までは毎月住宅ローンを支払えたが、定年後は収入も減少し住宅ローンが支払えなくなるケースがあります。
定年前と同じ収入を得ることも難しく、住宅ローンが払えなければ、どうなるのかわからず不安な方もいるかもしれません。
今回は、定年後に住宅ローンが支払えなくなる理由や、その場合の対処法をご紹介します。

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定年後に住宅ローンが払えない理由について

定年後に住宅ローンが払えない理由はまず、退職金が少ない点です。
厚生労働省の「就労条件総合調査」によると、1997年の時点では定年退職金の平均額は2,871万円でピークでしたが、2017年には1,788万円まで下がっています。
退職金で一括返済を考えている方も多いかもしれませんが、退職金が思ったより少なくて返済できなくなる場合もあります。
次に、定年後の収入が少ない点です。
定年後に再就職して働く方も多くなっていますが、現役時代と比べると7割から8割程度の収入となり、返済が厳しくなってしまいます。
最後に、医療費がかかる点です。
高齢になれば医療にかかる頻度が高くなり、医療費が想像より増え、返済できない状況になる可能性もあります。

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定年後に住宅ローンを払えないとどうなるのか

住宅ローンが支払えないと、銀行などから電話やメールが届き、それを無視した場合に督促状が届きます。
最初の1か月に関しては、口座にお金が入っていないだけと思われるケースが多く、すぐに督促状が届くわけではありません。
次に、住宅ローンの一括返済を求められます。
住宅ローンは大きな金額なので基本分割払いの権利が与えられますが、督促状を無視してしまうと分割払いの権利がなくなり、一括返済になります。
一括返済が難しい場合、保証会社が代わりに銀行へ一括返済をして、その後の返済先は保証会社に変わります。
最後に、保証会社への返済も不可となれば、保証会社が裁判所に競売の申立てをし、承認されれば自宅が強制的に競売にかけられて売られてしまいます。

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定年後に住宅ローンを払えないときの対処法

1つ目が、通常の方法で売却する方法です。
ローンを滞納していない場合で、売却価格がローン残高より高い金額であるアンダーローン状態であれば売却可能です。
売却の金額でローン完済でき、定年後に残債を払う必要がなくなります。
2つ目が、任意売却する方法です。
ローンを滞納している状態で、ローンの残高が売却価格より高い金額であるオーバーローン状態では通常の売却はできず、任意売却するしかありません。
ただ、勝手に任意売却はできず、銀行などに許可を取る必要があります。
3つ目が、リースバックする方法です。
リースバックとは、家を売って住宅ローンを完済し、購入先と賃貸借契約を結び、家賃を払ってそのまま住む方法です。
この方法は今までどおり同じ家に住み続けられるため、売却後の家がない場合はこの方法が良いでしょう。

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まとめ

今回は、定年後に住宅ローンが払えない理由や対処法などをご紹介いたしました。
定年後の収入低下などにより住宅ローンを滞納すると、銀行から督促状が届いたり一括返済を求められたりします。
競売では売却金額が安くなるため、任意売却やリースバックを検討しましょう。
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