2023-10-10
孤独死などがあった事故物件を所有している方で、どうやって売却しようかと悩んでいる方もいるでしょう。
事故物件は恐怖のイメージがあり、心理的瑕疵により買い手がつかず資産価値が下がってしまいます。
今回は、孤独死があったマンションの資産価値はどうなるのか、資産価値低下を防ぐ方法と売却時の注意点をご紹介していきます。
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孤独死があった事故物件であるマンションは、資産価値が下がる傾向です。
事故物件と聞けば、怖い印象や霊が出そうなどと悪いイメージがあり、住みたいと思う方がほとんどいないです。
そのようなマンションの下落率は、20%程度といわれています。
都心の人気のエリアなどは下落率を抑えられますが、郊外であれば下落率が20%以上になる場合もあります。
資産価値が下落してしまう原因は、主に心理的瑕疵です。
部屋の見た目は問題がありませんが、心理的に不快な気持ちになってしまうため、資産価値が下がってしまいます。
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資産価値の低下を防ぐ方法はまず、特殊清掃です。
特殊清掃は、孤独死が発生した物件をきれいにする清掃です。
遺体の腐敗から体液が床に染みついたり、悪臭や害虫が発生したりしている場合、それらを取り除き孤独死の痕跡をなくします。
次に、売却の期間を空ける点です。
孤独死が発生してから、時間を空ければ風評被害が減り、資産価値の低下を少しでも防げます。
事故直後は誰も見向きはしませんが、時間が経てば事故を忘れる場合があり、購入者が現れやすくなります。
あらかじめ清掃費用などを補償してもらえる保険に加入しておけば、事故が起きた場合にも清掃代を負担せずに原状回復が可能です。
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注意点は、特種清掃・遺品整理・告知義務です。
特種清掃をおこなえば、物件の汚れだけではなく悪臭や雑菌なども取り除けます。
孤独死の発見が遅れれば遅れるほど、部屋のなかに悪臭が漂い、体液も染みつくため特種清掃は必要です。
そして遺品整理をして、遺族と連絡が取れた場合は遺品を引き渡しましょう。
処分して良いとなれば、遺族から処分費用を受け取り、業者に依頼して遺品整理をしてもらい部屋を片付けましょう。
また、売主には告知義務があります。
売却するときはもちろん、建物を解体しても告知義務は消えないため、注意しましょう。
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今回は、孤独死があったマンションの資産価値はどうなるのか、資産価値低下を防ぐ方法と売却時の注意点をご紹介してきました。
資産価値は減りますが、特種清掃をして期間を空けて売却すれば資産価値の低下は少しでも防げます。
告知義務は建物を解体しても消えない点に注意しましょう。
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