2023-03-14
家を売却するときに構造や設備に不具合がないか確認しますが、壁などにひび割れが見つかる可能性があります。
ひび割れが見つかった場合、売却価格への影響はあるのか、そのまま放置したらどのようなリスクがあるのか、不安になることでしょう。
今回はひび割れのある家を売却する場合の価格への影響や売却する際のコツ、放置時のリスクについてご紹介していきます。
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家の土台となる基礎にひび割れがある場合、売却価格への影響があります。
特に、幅が0.5mm以上あると、インスペクション指摘事項となり、大きく影響します。
幅が0.5mm以下でも、深さが20mm以上ありサビ汁がにじんでいる場合には同様です。
外壁にひび割れがある場合、基礎のひび割れ程深刻ではありません。
しかし、ひび割れが下地に届いていると雨水が侵入する恐れがあるため、価格への影響があります。
内壁にひび割れがある場合は、あまり影響はありません。
また、ひび割れの原因が弱い地盤の上に家を建てたことによる不同沈下である場合は売却価格にも大きな影響があります。
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ホームインスペクションを受けることで、ひび割れのある家を売却しやすくなります。
家の状況を正確に伝えることで買主の不安をなくし、契約後に契約不適合責任を問われることも防げます。
修繕できる程度のひび割れの場合、修繕をおこなって売却する方法もあります。
家の購入以降のメンテナンス履歴を残しておくと買主の安心にも繋がります。
検査事業者が物件の検査をおこない、重要な問題がなかった場合に加入できる既存住宅売買瑕疵保険への加入も1つの方法です。
物件の検査をとおっているため、購入後に瑕疵が見つかった場合も保険金が支払われます。
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ひび割れを残した状態で放置すると家の劣化が早くなります。
外壁のひび割れの場合、雨水などが流れ込むことで柱の腐食や鉄筋鉄骨のサビが早くなり、劣化が進んでしまいます。
劣化した部分を放置すると倒壊に繋がる可能性もあるため、ひび割れを見つけたら放置せず修繕などをおこないましょう。
また、地盤の弱い土地に建てたために不同沈下が起きた場合も家が傾くため対応が必要です。
不同沈下が進むと、見てわかるくらいに家が傾き、危険性が高まります。
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ひび割れのある家を売却する場合の価格への影響や売却する際のコツなどをご紹介してきました。
基礎や外壁、内壁といったひび割れが生じた場所によって売却価格への影響が異なります。
ひび割れ箇所の修繕をおこなうことで買主の安心に繋がり売却しやすくなるため、ひび割れを見つけた場合は、放置しないようにしましょう。
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