葬儀場近くの物件は売りにくい?不動産売却時の影響やデメリットを解説

2023-02-28

葬儀場近くの物件は売りにくい?不動産売却時の影響やデメリットを解説

不動産売却時には売却する建物や土地だけでなく、周辺の環境も価格や買い手探しに大きく影響します。
周辺環境に何らかの問題がある不動産は、建物や土地に問題がなかったとしても相場より低い値段での売却を余儀なくされるケースが少なくありません。
今回は葬儀場の近くにある物件について、売却価格への影響や売却時のデメリット、スムーズに売却するコツを解説します。

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葬儀場近くの立地が不動産売却の価格に与える影響

葬儀場や火葬場は死を強く連想させる施設であることから、近隣に住む際の精神的な負担となる嫌悪施設として扱われるケースが多く見られます。
そのため葬儀場と隣接している土地に関しては、売却価格が相場より20%から30%程度低くなる場合もあるでしょう。
しかし嫌悪施設への印象は個人によって異なるため、どの程度近ければ値下げするべきなのか、いくら値下げするべきなのかに明確な基準は存在しません。
駅や商業施設に近いなど立地のメリットが大きければ、売却価格に影響を受けないケースも見られます。

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葬儀場が近くにある不動産を売却する際のデメリット

先述のとおり、嫌悪施設である葬儀場に近い不動産は売却価格が安くなるのが一般的です。
嫌悪施設の存在を気にしない買主が見つかれば相場での売却も可能ですが、逆に価格を下げてもなかなか買主が見つからないケースも多いでしょう。
また「葬儀場が近くにある」という特徴が環境瑕疵や心理的瑕疵とみなされた場合、売主は契約不適合責任を負うことになります。
葬儀場の存在を瑕疵と認識せず買主に告知せず売却すると、損害賠償請求や契約解除といったトラブルに発展するリスクもあるでしょう。
そして立地によっては、建築規制の存在にも注意が必要です。
火葬場が併設されている葬儀場の場合、火葬場を建設する際は自治体の許可が必要であり、都市計画に基づいて住宅を建てられない地域に建設されることも少なくありません。
火葬場付近の土地を売却する際は用途地域などの情報をしっかり確認し、可能な土地活用の種類を把握しておきましょう。

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葬儀場が近くにある不動産をスムーズに売却するコツ

葬儀場に近い不動産をスムーズに売却する場合は、価格設定が重要です。
ただし葬儀場の存在を気にしない買主が見つかる可能性もあるため、まずは相場どおりの価格で一度売り出してみると良いでしょう。
なかなか買主が見つからない場合は、価格を下げながら引き続き買主を探すことになります。
この際は一気に大幅に下げるのではなく、不動産会社と話し合ったうえで少しずつ調整することが大切です。
また、建物を解体し土地として売却すれば、葬儀場の駐車場など活用の幅が広がるため買主が見つかりやすくなる場合があります。
できるだけ早く売却したい場合は、買取も検討すると良いでしょう。

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まとめ

葬儀場の近くにある不動産は、環境瑕疵あるいは心理的瑕疵をもつ物件とみなされて売却価格が相場より低くなるケースも多く見られます。
買主の判断や立地によっては相場価格でも売却できる可能性はあるので、慎重に価格を調整し高額売却を目指しましょう。
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