不動産売却前の査定とは？売却予定の方にその種類や特徴をご紹介！

不動産売却の際には、「いくらで売れるか」が気になるところです。
それでは、納得いく価格で不動産を売却するにはどうすれば良いのでしょうか。
この記事では、不動産売却前に知っておきたい、「査定」の種類や特徴についてご紹介します。

不動産売却時の査定の種類と違いは？

納得いく不動産売却をおこなうには、査定などを利用して価格相場を把握することが大切です。
不動産売却の査定には、「机上査定」と「訪問査定」の2種類があります。
机上査定は、近隣の類似物件の取引相場や公示地価など、資料の情報で査定額を算出する方法で、2～3日で査定額が判明します。
一方、訪問査定は、実際に現場で建物の状況や周辺環境などを確認して査定額を算出する点が、机上査定との大きな違いです。
1週間～10日程時間を要しますが、その分精度の高い査定が期待できます。
そもそも、不動産を手放す方法には、「売却」のほか、「買取」もあります。買取は、不動産会社が直接不動産を買い取ることです。
買取価格は、市場価格よりも安い場合が多いですが、数週間以内の短期間で手続きが完了する点が売却との違いです。
時間がかかっても納得いく価格で手放したいときは「売却」を、スピード重視の場合には「買取」を利用するのが良いでしょう。

不動産売却の査定前に自分で価格相場を調べる方法も

上記のように、不動産会社へ査定を依頼する以外に、自分で価格相場を調べる方法もあります。
不動産取引情報提供サイト「レインズ・マーケット・インフォメーション」や国土交通省が提供する「土地総合情報システム」などを使うと、マンションや一戸建てなどの取引相場を調べることができます。
類似する不動産や周辺の不動産などの情報を集めることで、大まかな相場を知ることができるでしょう。
また、土地の価格相場を知りたい時は、公的機関が調査した公示地価などを参考にするのがおすすめです。
自分にとって調べやすい方法で、売却額を調べましょう。

不動産売却時の査定を依頼するときのポイント

自分で調べるのが難しい場合は、専門会社へ依頼するのも一つの手です。
不動産会社へ査定を依頼する際には、不動産購入時のパンフレットなどの資料を用意して、特徴をよく理解してもらうことが大切です。
また、スムーズな取引のために、家の状態で気になる部分や特別な事情がある場合は、必ずあらかじめ担当者に相談しておきましょう。
もし、住み替えで不動産を売却するときは、新居の購入と同じ会社で売却を依頼すると、「買取保証」や「住み替えローン」などを利用して円滑に売却ができるメリットもあります。

まとめ

今回は、不動産を売却するときの査定の種類や特徴についてご紹介しました。
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